リスク管理
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リスク管理とは|このカテゴリで分かること
FX初心者のリスクは「相場を読み違えること」より、「読み違えたときに損失が大きくなりすぎること」にあります。このカテゴリでは、損切りの置き方、1回あたりの許容損失、レバレッジと数量の決め方、勝率と期待値の関係までを、取引を始める前に決めておく順に並べました。ロスカットと追証の違いのような仕組みの話から、手法の成績を数字で評価する方法まで、資金を守るための考え方を一通り確認できます。
はじめにおすすめの3本
迷ったら、まずこの3本から読んでください。残りの記事は、このページ下の項目一覧から、気になるテーマで選べます。
- 損切り(ストップロス)とは|置き方の考え方・損切り幅の決め方・できない理由と対策
すべての土台。損失を限定する行為と、できない理由を先に知ります。 - 2%ルールとは|1回の損失を資金の2%以内に抑える資金管理の考え方
1回の損失をいくらまでにするかという、資金管理の出発点です。 - ポジションサイズの計算|損切り幅から数量を決める方法と円換算の注意点
許容損失と損切り幅から数量を逆算する、実務の中心です。
押さえておきたいポイント
- 金融庁は、FXを「差し入れた証拠金以上の多額の損失が生じるおそれ」のある、リスクの高い商品だと説明しています。
- 個人のFXでは、通貨ペアを問わず取引金額の4%以上の証拠金が必要です。金融先物取引業協会によると、2010年8月からの経過措置(2%)を経て、2011年8月1日以降は4%(最大25倍)に統一されています。
- ロスカットは、評価損があらかじめ取り決めた水準に達したときに業者が建玉を強制的に決済する仕組みです。ただし金融庁は、相場が急激に変動したときは、ロスカットが適用されても証拠金の額を上回る損失が生じることがあるとしています。
- 証拠金を上回る損失を業者が負担する「ゼロカット」をうたう海外業者もありますが、金融庁は、日本で登録を受けずに日本の居住者を相手に金融商品取引を業として行うことは禁止されていると説明しています。
- 同協会の証拠金規制では、判定時刻に預託額が維持に必要な額を下回った場合、速やかに不足額を充当すること(いわゆる追証)と、その間もロスカット・ルールに抵触すれば適切にロスカットを行うことが定められています。
- 同協会の解説では、レバレッジ5倍の取引は、レバレッジをかけない場合と比べて損失が5倍になる可能性があるとされています。
ロスカット水準や追証の扱いは取引会社ごとに異なり、規制も改定されることがあります。最新は金融庁・協会・各社の公式情報で確認してください。
よくある疑問
Q. ロスカットと追証は何が違いますか?
A. ロスカットは損失が一定水準に達したときの強制決済、追証は証拠金の不足分を入金で補う仕組みです。違いの詳細は 追証(追加証拠金)とは|ロスカットとの違い・不足金が出たときの扱い、余裕の持ち方は 証拠金の余裕の持ち方|入金額の決め方・ロスカットまでの距離と維持率の管理 を参考にしてください。
Q. 初心者は何倍のレバレッジから始めるべきですか?
A. 一律の正解はありませんが、口座全体で実際に何倍になっているかを把握することが先です。計算方法は 実効レバレッジとは|計算式・目安・口座のリスクを測る指標としての使い方 にあります。
Q. レバレッジなし(1倍程度)ならロスカットされませんか?
A. 実効レバレッジが低いほどロスカットまでの距離は広がりますが、ロスカットや損失の可能性がなくなるわけではありません。数量の決め方は ポジションサイズの計算|損切り幅から数量を決める方法と円換算の注意点 で確認してください。
Q. 初心者は勝率何%を目指せばいいですか?
A. 必要な勝率はリスクリワード比で変わります。リスクリワード比とは|計算方法・必要な勝率・損益分岐点の考え方 と 期待値とは|計算式・勝率とリスクリワードの関係・検証のしかた を合わせて読むと判断しやすくなります。
編集部の見解
リスク管理は、相場分析より先に、しかも取引を始める前に決めておくものだと考えます。初心者がつまずきやすいのは、ルール自体を知らないことより、含み損を抱えた瞬間にルールを後回しにしてしまう点です。そのため、損切り幅と数量を注文と同時に決める仕組みを作り、感情が入る余地を減らすことが大切だと考えます。成績を評価するときは勝率だけでなく、最大ドローダウンと期待値をあわせて見ることで、続けられる手法かどうかを冷静に判断できるはずです。
出典(一次情報)
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