通貨ペア
18 項目
通貨ペアとは|このカテゴリで分かること
通貨ペアとは、FXで売買する2つの通貨の組み合わせのことで、どのペアを選ぶかによってコスト・値動きの大きさ・スワップの受け取り方が大きく変わります。このカテゴリでは、「FXのおすすめ通貨ペアはどれか」「勝ちやすい通貨ペアはあるのか」と調べている初心者から、取引するペアを増やしたい人までを対象に、通貨ペアの種類と選び方、主要10ペアと高金利通貨の特徴を一つの地図にまとめました。個別のペアの記事に進む前に、ここで全体の位置関係をつかんでください。
はじめにおすすめの3本
迷ったら、まずこの3本から読んでください。残りの記事は、このページ下の項目一覧から、気になるテーマで選べます。
- 通貨ペアとは|種類・読み方・選び方
読み方と種類の全体像。以降の記事はすべてこの分類の上に乗っています。 - メジャー通貨ペアとは|種類・特徴・選び方
取引量が多く、情報も得やすいメジャーペアの共通点を先に知ります。 - 通貨ペアの取引量の見方|流動性と主要ペアの違い
取引量と流動性がスプレッドや約定にどう効くかを確認します。
押さえておきたいポイント(リサーチ)
通貨ペアの「取引されやすさ」と「動く理由」は、国際機関と各国の中央銀行の公表資料で確かめられます。いずれも変わりうる情報なので、最新は公式で確認してください。
| 項目 | 公式資料で確認できた内容 |
|---|---|
| 世界の取引規模 | 2025年4月の外国為替取引高は1日平均9.6兆ドル(2022年は7.5兆ドル)(BIS) |
| 通貨別のシェア | 米ドル89.2%、ユーロ28.9%、円16.8%、ポンド10.2%。1回の取引に2通貨が関わるため合計は200%になる(BIS) |
| 円(日本銀行) | 物価安定の目標は消費者物価の前年比上昇率2%。金融政策決定会合は年8回、2日間かけて開催 |
| ユーロ(ECB) | 政策理事会(Governing Council)が6週間ごとに金融政策を決定し、総裁らが記者会見で説明 |
| ポンド(BOE) | 金融政策委員会(MPC、9人)が年8回、政策金利バンクレートを決定。インフレ目標は2% |
| 豪ドル(RBA) | 金融政策委員会(Monetary Policy Board)がキャッシュレートを決定。インフレ目標は2〜3% |
米ドルが取引の約9割に関わっているという事実は、ドル円以外のペアを取引していても米国の金融政策の影響を受けやすいことを意味します。
よくある疑問
Q. FXの初心者におすすめの通貨ペアはどれですか?
A. 特定のペアが誰にとっても有利ということはありません。スプレッドの狭さ、情報の得やすさ、自分の生活時間に動くかといった基準で絞るのが現実的です。基準は初心者が通貨ペアを選ぶときの5つの基準で整理しています。
Q. 勝ちやすい通貨ペアはありますか?
A. 勝ちやすさが保証されたペアはありません。値動きが穏やかなペアは損失の速さも穏やかになる、という意味で扱いやすさの差はあります。比べ方は通貨ペアごとの値動きの大きさの違いと選び方へ。
Q. 通貨ペアの種類はいくつありますか?
A. 一般的にはメジャー、クロス円、マイナー、エキゾチックに分けて考えます。取扱数は取引会社ごとに異なります。分類は通貨ペアとは|種類・読み方・選び方で確認できます。
Q. 高スワップの通貨ペアなら長く持つほど得ですか?
A. スワップは日々受け取れても、為替差損がそれを上回ることがあります。高金利の背景にあるインフレや通貨安も一緒に見る必要があります。詳しくはスワップポイントが高い通貨ペアの見方と注意点とTRY/JPY(トルコリラ円)|高金利の背景・急落リスク・スワップ狙いの注意点へ。
編集部の見解
通貨ペアは「どれが儲かるか」ではなく、「どの国のニュースなら追い続けられるか」で選ぶのがよいと考えます。どの通貨ペアも、2つの国の金融政策と景気の綱引きで動いているため、両方の中央銀行の動きを把握できないペアは、チャートだけを見て取引することになりがちです。つまずきやすいのは、ドル円とユーロ円、豪ドル円のように円を含むペアを複数持ち、分散したつもりで同じ円のリスクを重ねてしまう点です。また、高金利通貨は表示されるスワップの大きさに目が行きやすいものの、その金利が高い理由そのものがリスクだと捉えておくのが安全だと考えます。最初は1〜2ペアに絞り、値動きの癖と発表スケジュールに慣れてから広げる順番をおすすめします。
出典(一次情報)
通貨ペアの項目一覧
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