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注文・取引ルール

15 項目

注文・取引ルールとは|このカテゴリで分かること

FXの注文方法は、成行・指値・逆指値の3つを基本に、OCOやIFDのような組み合わせ注文、値動きに合わせて損切りを動かすトレール注文まで種類が多く、初心者が最初に戸惑うところです。このカテゴリでは、これから最初の注文を出す人や、損切り注文の仕方を見直したい人に向けて、注文の種類と使い分け、約定のずれ(スリッページ)、日付をまたぐときのルール、両建てやナンピンの注意点までをまとめました。ボタンの押し方ではなく、「どの注文がどんな場面で自分を守ってくれるか」が分かることを目指しています。

読む順番(おすすめの順路)

  1. FXの注文方法の使い分け|成行・指値・逆指値・OCOの選び方 … 注文方法の全体地図。成行・指値・逆指値・OCOの役割分担を先に把握します。
  2. 成行注文とは|使い方・約定の仕組み・スリッページへの対処 … すぐに約定させる最も基本の注文。約定の仕組みをここで理解します。
  3. 指値注文とは|使い方・約定条件・逆指値との違い … 「今より有利な価格」で待つ注文。押し目買いや利益確定に使います。
  4. 逆指値注文とは|損切りと順張りの使い方・約定の仕組み・スリッページ … 「今より不利な価格」で発動する注文。損切りの基本はこれです。
  5. OCO注文とは|利確と損切りを同時に出す方法・使い方・注意点 … 利益確定と損切りを同時に置き、どちらかが成立したらもう一方を取り消す方法です。
  6. IFD注文とは|新規と決済を連動させる方法・使い方・注意点 … 新規注文が成立したら決済注文が有効になる、連動の考え方を学びます。
  7. IFO注文とは|新規・利確・損切りを一度に設定する方法と注意点 … IFDとOCOを組み合わせ、新規・利確・損切りを一度に設定します。
  8. トレール注文とは|利益を伸ばしながら守る仕組み・設定の考え方・注意点 … 利益を伸ばしながら損切りの位置を追いかけさせる応用です。
  9. スリッページとは|発生する理由・有利と不利・対策と許容幅の設定 … 注文した価格と約定した価格がずれる理由と、許容幅の設定を確認します。
  10. リクオートとは|発生する仕組み・スリッページとの違い・対処法 … 価格の再提示が起きる仕組みと、スリッページとの違いを整理します。
  11. 約定力とは|約定率・スピード・スリッページで見る取引会社の選び方 … 約定率・スピード・スリッページから、取引会社の約定力を見る方法です。
  12. 決済・受渡日とは|差金決済の仕組み・スポット取引・決済注文の出し方 … 決済注文の出し方と、差金決済・受渡日の考え方を確認します。
  13. ロールオーバーとは|日付の切り替え・スワップの発生時刻・持ち越しの注意点 … ポジションを翌日に持ち越すときの日付の切り替えとスワップの発生時刻です。
  14. 両建てとは|仕組み・メリット・デメリット・証拠金とスワップの扱い … 両建ての仕組みと、コストが二重にかかる点を理解します。
  15. ナンピンとは|平均取得単価の計算・リスク・使う場合の条件 … ナンピンのリスクと、計画的な分割売買との違いで締めくくります。

押さえておきたいポイント(リサーチ)

注文や約定のルールの一部は、金融庁の監督指針や業界団体の規則で取り扱いが示されています。以下は公式ページで確認した内容です。制度は改正されることがあるため、最新は公式で確認してください。

項目 公式ページで確認できた内容
スリッページの扱い 不利なスリッページは顧客に不利な価格で成立させ、有利なスリッページが出ても顧客に不利な価格で成立させるといった、非対称な取り扱いや、不利な側の許容範囲だけを広く設定することが問題とされ、スリッページが有利にも不利にも働きうることの事前説明も求められている(金融庁 監督指針 IV-3-3-4)
両建ての勧誘 両建て取引には、手数料が二重にかかる、スワップポイントで逆ざやが生じるおそれがある、スプレッドを二重に負担するといったデメリットがあると明記されている(同 IV-3-3-2)
ロスカットルール 業者は、預かった証拠金を超える損失が出ないよう、ロスカット水準と判定間隔を定めて守ることが求められている(金融先物取引業協会)
逆指値・ロスカットの限界 相場が急激に変動したときは、証拠金の額を上回る損失が生じることがある(金融庁)

注文の種類の名称や、逆指値・トレールの細かな動作は取引会社ごとに異なります。使う前に各社の取引ルール(約款・マニュアル)を確認してください。

よくある疑問

Q. FXの初心者は、どの注文方法から覚えればよいですか? A. 成行・指値・逆指値の3つで、ほとんどの場面に対応できます。組み合わせ注文は、この3つの役割が分かってから覚えるほうが混乱しにくくなります。全体はFXの注文方法の使い分け|成行・指値・逆指値・OCOの選び方へ。

Q. 損切り注文の仕方は? A. 買いポジションなら現在値より下に、売りポジションなら上に逆指値を置くのが基本です。置く場所の考え方は逆指値注文とは|損切りと順張りの使い方・約定の仕組み・スリッページで解説しています。

Q. OCO注文とIFO注文は、何が違いますか? A. OCOは持っているポジションの決済を2つ同時に置く注文、IFOは新規注文から決済までをまとめて予約する注文です。OCO注文とは|利確と損切りを同時に出す方法・使い方・注意点とIFO注文とは|新規・利確・損切りを一度に設定する方法と注意点を続けて読むと違いが分かります。

Q. スリッページとは何ですか? A. 注文時に見ていた価格と、実際に約定した価格の差のことです。指標発表時などに起きやすく、有利にずれることもあります。対策はスリッページとは|発生する理由・有利と不利・対策と許容幅の設定へ。

編集部の見解

注文方法は、相場を当てるための道具ではなく、「自分がいないときに何が起きてもよいように準備しておく道具」だと考えます。特に初心者のうちは、エントリーと同時に損切りの逆指値を置く習慣を最優先にすべきで、IFOのような組み合わせ注文はそのための手段として覚えると、種類の多さに振り回されにくくなります。つまずきやすいのは、逆指値を置けば必ずその価格で止まると思い込むことで、急変時のスリッページや週末をまたぐ値動きでは、想定より不利な価格で約定することがあります。両建てやナンピンは、損失を先送りしているだけになっていないかを、取引のたびに確認するのがよいと考えます。

出典(一次情報)

注文・取引ルールの項目一覧